〇〇から落ちる

視察から戻り、シャキットを再開して約2週間経ちました。臨時休業明けは久々の運動であった方が多かったためか、ところどころ休まれる方、涙目になっている方、ため息交じりの方など、辛そうな方が多かったように見えました。特にワークアウト第1の前半部分が辛そうな方がたくさん見受けられました。

 

では上記の事実をヒントに・・・問題です♪筋力は悲しいことに、何らの対策も講じなければ、20代以降から低下が始まります。でも全身の筋力が均一に落ちていくわけではありません。落ちやすい部分もあれば、不思議と落ちづらい部分もあります。

 

上のイラストをご覧下さい。頭部・頸部は除いて、体を上肢、下肢、体幹と分けています。ではこの上肢、下肢、体幹を筋力が落ちやすい順番に並べて下さい!

 

 

 

 

 

 

 

正解は、下肢→体幹→上肢です。どの部位も男性の方が低下の幅が大きいですが、これは男性は元々女性より筋肉量が多いことが影響しています。またちょっとおもしろいのは体幹ですね。20代以降も少し筋肉量は上がり、低下が始まるのは5・60代前後ですね。そして・・・下肢!男女とも綺麗な右肩下がりです😭上肢と下肢を比べると、いかに下肢の筋力が落ちやすいかがわかりますね。

 

 

こんなグラフもあります。「筋力落ちたな~。」と感じることは誰しもあると思いますが、それは全体的に落ちたというよりは、下半身の筋力が落ちたというのが実態であることがこのグラフを見てもわかります。逆を言えば、下半身の筋力を保つことができていれば、中年期以降も筋力の衰えを感じることを抑えることもできるということです。下半身を鍛えることの重要性がグラフだと可視化できますね😊

 

冒頭にワークアウト第1の前半が辛そうな方が多かったと書きましたが、ワークアウト第1の前半は9割以上が下半身のメニューなので、久しぶりにやると辛いというわけですね。それほど下半身の筋肉は落ちるスピードが早いということです。

 

 

こんなグラフもありました。これはシャキットのお客様にとっては朗報と言えるグラフです。

 

加齢と共に筋力は落ちるとしても、その落ち方は個人差が大きく、特に年齢が上がるほど個人差は大きくなっていくのがわかります。この差は当然ながら、鍛えたか否かによって生じるものです。スーパーじいちゃん、スーパーばあちゃんになりたかったら、それなりの努力が必要ということですね。ただ、努力はなかなか継続が難しいので、努力をいかに習慣に変えられるかが重要なように感じます。

 

 

下肢の筋肉は大きい分、一旦弱くなると鍛え直すのがなかなか大変です。そうならないためにも、まめに鍛える、鍛え続けるということが大事です。皆様、ともにがんばってまいりましょー!!